谷町九丁目 喜楽亭 我が十三式の名店 27

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塩焼きは肉が美味ないと無理ですわ。
だから塩焼きはエクスペンシブッ。
本来、十三式とはコンセプトが合わへんメニュー。
が、しかし、谷町九丁目

喜楽亭は、

喜楽亭は、  十三式の塩焼きの名店。 前回の中津まるやま同様、和牛上質の霜降りハラミが安く食えまんねん。

十三式の塩焼きの名店。
前回の中津まるやま同様、和牛上質の霜降りハラミが安く食えまんねん。

塩ハラミだけやない。
おすすめはツラミやタン塩焼きも最高。
なんで、クラシックスにはハラミの名店が多いのやろ?
十三式の良さはリーズナブルさ。
赤身は高いからな。
赤身並みみたく食いごたえがあって柔らで、安い。
和牛上質霜降りにこだわっても手が出るプライスにおさまる。
これが、理由やないかいな。
赤身でこだわると、果てしなきハイプライスになるからね。

にしても、ハラミサガリは横隔膜やから、一頭でそんなにたくさんは取れん部位。
霜降りにこだわっても、ルートがないとええ肉はまわってきまへん。
ここが頑張る老舗の強みでしょうな。

千円台前半でいただく霜降りハラミ最高。
が、
常連さん皆さん同じ目的になるから、売り切れも早い。
今日は平日夕方17:00開店前に来たもんね。
待ち客なし。
やったぜベイビーっ。
絶対はずしたくない塩ハラミやから。

今日は平日夕方17:00開店前に来たもんね。 待ち客なし。 やったぜベイビーっ。

やはり中津まるやま同様で、こちらも開店と同時にかけられたオリジナル暖簾は質素ハイセンス。
流石っ。
ちーながら店内へ。
やっぱこちらも十三式モクモク焼肉やのに、綺麗な店内。
流石っ。
カウンターにはタチバナ製作所のS-8Sがピッカピカ状態で整列してますがな。

んで、
塩ハラミ柔か路線と
塩ツラミコリッと路線に
ビール!
出てきたハラミとツラミの美しい盛り付け。
これ以上求める域なしって感じで、不味かろうわけないやんかいさ。
みてみーっ、この肉。
みてみーっ、このサシ。

出てきたハラミとツラミの美しい盛り付け。
出てきたハラミとツラミの美しい盛り付け。

そして喜楽亭最大の昇天ポイントは、
塩焼きをいただくタレがポン酢なんですわ。

そして喜楽亭最大の昇天ポイントは、
塩焼きをいただくタレがポン酢なんですわ。

ポン酢。
醤油やや強めの上品な味わい。
すっきり澄んだポン酢ですわ。
もちろん選択肢でレモンも提供されます。
ええ店や。

ジュ~ッ。
美味いっ!
美味すぎ。
ポン酢でもレモンでもさっぱりいただけるハラミとツラミ。
食感のコントラストもミラコー。
さっぱりやからバクバクいけるし、ビールのアテ、いや酒のアテにもジャストフィットやろね。

「ツラもハラも、仕込みがじゃまくさいんですわ。
ただ、手ー入れたら美味いとこだけですねん。」

マスター流石っ。
そらそーなんでしょな。
って納得の美味さ。
ハラツラともにまわりに脂身が多いから、出せる状態にするのに大変なんやろか。
職人技なんでしょね。

あっちゅーまに完食。
満足な晩餐や。
まだ、17:30かぁ。
早やっ。
ご馳走さまっ。

2016/05/11 (水)

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