天王寺すえひろ 大阪スパイシーやないカレー11
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ザ食堂のカレーが食いたくて、天王寺へ。
あべの すえひろ。
近鉄百貨店に勤務の若き日。
残業の後の一杯は、屋台ラーメンの日本一か、ここ食堂すえひろに随分お世話になりましたな。
安いからね。
とにかく。
人気のオムライス550円、
カレーライス410円、
玉子入りカレーライス460円。
まず、金属製のレモン型カレー皿がなんともレトロ。
昔はこれが多かったよな。
今も使用してる店はほとんど無いんちゃうかな。
閉館した弁天町交通科学館の客車食堂のカレーも、幼きころはこれでしたな。
そして、ルーは業務用なんて言われてしまいそうな、メリケン粉ライクなクラシックススタイル。
後混ぜの肉以外の具はとけてしもてます。
味は極めてやさしめ。
カレー風味の具なしシチューみたいな。
ナチュラルな野菜の旨味が、カレーうどんなんかより薄い仕上がり。
となると必至なトッピングは!
生たまご&ウスターソース!
やっぱこれでしょ。
大阪流、
いや、オッサン流やな。
ご飯に比べて、決して量が多いと言えないルーやけど、
この2つがあれば大丈夫。
たまごとソースまぜまぜしてこれでルー1.5倍。
いや、場合によっては2倍になりますから。
高校の学食の大盛やのにルー少ないカレーを、ソースの海にして増量なんてことして満腹感をゲットしてたキャリアやからね。
そん時は、黄色いルーが茶色になってスパイシーさも倍増。
大阪のウスターソースはスパイシーやからね。
串カツにも合うこれです。
東京にはスーパーに置いてないんよ。
完全に別物料理になってますが。
これこれ、これがしたかったんよ。
アレンジ味は自由軒インディアンカレー(混ぜカレー)と同じ。
がしかし今や家カレーでこれをしたら、
「何すんねん、不味いんか!」
なんてお母ちゃんに怒られますから。
ちゃうねん、ウスター好きなだけやねん。
僕にとってはカツのせるんと同じ感覚やねん。
解って欲しいわ~ん。
すえひろの店員さんは、当たり前のようになーんも文句言わはりませんわ。
とか思いながら完食。
タバコ一服。
とーぜん喫煙可やし。
いや~満足満足。
「焼酎いつもの。」
「12やね。」
客はショーケースから抜いたおかずで飲むオッサンばっか。
うらやましい。
「大瓶!キリンで。」
水冷式の瓶冷蔵庫もあるで~。
一升瓶逆さまなった日本酒サーバーも。
パーフェクトな70s。
表のサンプルケースも素敵ね。
2016/02/23 (火)
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