東向島八広 丸好酒場 たまらん酒場
※写真はクリックで拡大可
鐘ヶ淵から歩いて10分。
京成押上線八広が最寄駅ですか。
この辺りは墨田区の東向島っちゅーらしい。
荒川と隅田川に挟まれた、川が付かず離れずなこの地域は、
江戸時代は、
水運を利用した宿場町も多く。
この水運は
戦前戦後に東京郊外の大工場地帯に進化したみたいで、
大手製造企業の創業例も多いとか。
やから、
工場労働者の人口が急増したことにくわえて、
工夫としてまたは地域土木開発に従事するため都内に不法占拠していた在日アジア人が強制移住させられたりして町が形成されたらしいっす。
コリアンタウンとか。
んで、
ガチンコな町の胃袋を満たすため、
また、
労働者の癒しの繁華街が多数生まれることになったわけですね。
これで
墨田区
葛飾区
荒川区
足立区
北区あたりの
東京北東エリアには、
昭和な、
しかもユニークな
飲み屋や食堂が多いような。
これ、
僕のつまみ食い知識の積み上げなんで、
すべてが正解でないでしょうが。
にしても
よりみち食レポ天国なエリアなんよ。
ヘブン~。
ラブリ~。
東向島。
そんな妄想?を感じる町なんです。
そんで、
戦後屋台を彷彿とさせる酒場があると聞いてやってきましたんや。
丸好酒場
カウンターオンリーのホルモンネタのアテメインの店。
女将さんと娘さんか切り盛りの、
どれ食ってもオンリーワンで美味いらしく、
コスパよし。
ユニークなんは、
トイレは店外にあって、
扉をあけるといきなり壁に便器がたっていて、
扉開けたまま用をたす。
まあ言えば、店の横で立ちション状態になるらしい。
いかにも屋台なシステムやんか。
四ツ木橋交差点の南角。
すぐ見っけ。
丸好酒場。
見た見た食べログにもでてたメニュー看板。
これこれ、
牛肉ニンニク煮にしようっと!
350円!
やっすぅ~。
安すぎちゃいますか。
この横の扉が例のトイレやね。
開けたらいきなり便器の。
凸入。
ガラッ、
カウンターオンリーで、10席くらいか。
なかなかいい感じのスタンド居酒屋風。
娘さんは凛とした感じの超テキパキ仕事人。
見事な身のこなし。
中のメニューで感動。
ハツの刺身って、
たのまなしゃーおまへん。
450円。
やっすぅ~。
ビールも頼んだところで、
カウンターにでかでかと貼られた
「撮影禁止」の文字。
えーっ、
そらあかん。
そらあかんわ。
こんなええ店カメラにおさめとかんと。
しゃーない。
頼んだ料理だけ撮らせてもらお。
こっそりと。
店内も味あるんやけどねぇ~。
きました~。
ハツ刺し。
見よこの艶と輝きぃ。
生姜とネギトッピも嬉し。
これで450円ありえへ~ん。
美味いぃぃぃ~っ!
コリコリまったりぃ~。
昇天っ、
昇天ですぅ。
たまらん。
醤油ダレ最高。
なんやろ?
甘みはハツ自体のやな。
意外と薄味の醤油。
東京っぽく辛くない。
よろしなぁ。
腹下すまで食いたいわ。
さてと、
次は、
表のメニューにあった牛肉ニンニク煮にしましょか。
あ、
となりの兄さんニンニク煮乗った丼食ってるやん。
〆腹にはよいかもね。
あっちゅーまに鍋から小皿に移された煮物は、
ご覧のとおり、
糸コン入りの牛肉煮で味の染み込んだニンニクスライスがちりばめられた一品。
素晴らしいビジュアル。
逆となりのオッサン真似して一味投入で、
たまらんビジュアルに。
ショーテン!
ショーぉてんです。
うまぁ~。
ニンニクしゃきっと感触も残ってて絶妙の仕上がり。
明日くっさいやろな。
で、
ビール既に2杯目。
甘辛ろうによう煮込まれてますなぁ。
牛丼ちゅーよりダシ感じる肉じゃが系の癒し味ですが、
一味で酒のアテにバージョンアップっす。
「お母さんは元気?」
「会長はあと30分くらいできますよ。
元気元気。」
会長?
テキパキ娘さんが隣の身なりのよさそうなオッサンに答える。
渋すぎる店にミスマッチなオッサン。
「オリンピック盛り上がってよかったですね。パラリンピックも盛り上がるとよいなぁ。」
なんか女将さんパラリンピック支援でもしてはんのかな?
オッサンは協会の関係者か?
会話が、
これまた、
この雰囲気にミスマッチな感じ。
名物店やし。
お女将さんは地域の名士なんかもね。
なんかようわからんが、
とにかくよい店でしたわ。
体ほぐほぐ、
トーホグ。
とーぜん
会計2000円でお釣で。
近所にほしいね。
と、
並びに
屋台の味チャルメラ一番
ナイスなレトロ感。
が、
まだあいてへん。
と、
更に並びに、
サッポロラーメンすすきの
発見!
じゃあ、
〆味噌ラーメンといきますか。
バターびたびたで。
ええ町やぁ。
2016/10/12 (水)
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