有楽町 まんぷく食堂 朝飲みSearchin’
※写真はクリックで拡大可
築地~銀座~有楽町。
朝飲みSearchin’は、歩いてSearchin’。
よう歩く。
ぎょーさん歩く。
絶好調ですわ。
銀座よもだそば出たんは、
朝7:30。
今日は祝日。
有楽町向かうも、
な~んも空いてへんし、
だ~れも歩いてへん。
楽しいわ。
と、
JR高架下に発見!
まんぷく食堂。
有楽町は、高架下が楽しいわ。
ただ朝から空いてるのは、ここしかないようですな。
お、
ミルクホールの暖簾や。
関西では見ぃーひんけど、関東ではよく聞く響きや。
喫茶店やスナックの走りは、ひとつにはミルクを飲む飲食店が走りなんやそーな。
特別な飲みもんやったんでしょうね。
最後は酒が飲める店に変化したようですね。
ノスタルジックな響きなんでしょか。
東映東宝なんかのクラシックムービーのポスターも多数貼られて、いかにもオッサン客ターゲットまるだしでんな。
一時期、昭和な店舗がブームになりましたが、その余韻でしょーか。
朝ハシゴ3件目の半ベロで凸入でおま。
鰻の寝床な店内を切り盛りするのは、ご年配のオッサン店員さん一人。
先客は、グループ一組とカポー一組でどちらもオールナイター。
かなりベロってはります。
「ギャハーっ、頼むぜカッチャン。
決めるとこ決めようぜぇ。」
「私はどこでもついてくよ。先を信じてどこまでも。」
ディープでいい加減な台詞が飛び交う。
追加ドリンク注文の嵐に、オッサン店員さん右往左往や。
慣れんワインのサーブまで。
大変そう。
間隙をぬって、僕もビール発注。
もう、アテいりまへん。
腹パンパンや。
けどお通しカマボコと佃煮の小鉢きました~。
「食事ゆっくり考えてくださいね。」
注文殺到で、オッサンに余裕なしの表情丸見え。
助かったわビールの後、注文聞きにくる余裕なしやね。
ゆっくりビールだけ行っときますわ。
お通しも残しそう。
「私はどこまでも….」
「おっちゃん赤ワインもう一本!」
「だらしないよ、カッチャン。」
なんか解らんけど、皆さん熱い。
熱いわ~。
トークが熱いっ。
「ぬごぉぉ~っ!」
「泣きたいだけ泣いたらいいわ。」
野郎が感涙。
なんでか知らんけど。
ええ感じに盛り上がってますがな。
本人の悲しみは、やっぱよう解らんけど。
こっちもベロベロなってきましたわ。
朝8:00ね有楽町。
会計したら、
「へ?もうよろしいんですか?
もうちょっと、ゆっくりしてくださいよ。」
プロ根性の台詞。
の裏に、そろそろ暇ならんかいなぁ なんて顔にでてまっせ、オヤッサン。
オヤッサンむりやり捌いて店でたら、外のポスターなかなか渋いラインナップ。
おっ、
錦之助や橋蔵かと思てたら、松方弘樹やんか。
中仙道のつむじ風は名作。
ヒロイン桜町弘子に共演で里見弘太郎。
大好きな品川隆二も!
東映後期やけど、泣ける総天然色時代劇。
やっ、
こっちは、大友柳太郎やんかいさ。
ファンですねん。
はふはふ台詞まわしの大友柳太郎 最高!
カッコええ。
丹下左膳 妖刀濡れ燕、
名作中の名作!
共演、大川橋蔵。
ヒロイン大川恵子。
お慕いしてますぅ~。
丹下左膳って走るん早いんですわ。
腕振れんのに。
疾走しまんねん。
あぁ、大友柳太郎ぉ~。
むっつり右門~っ。
そう、
時代劇にハマった時期がありましてね。
なぜか東映が特に好きで。
あの様式美。
完成度。
形にはまるスタイルって、
歌舞伎や、プロレス、
甘茶soulなんかに共通する美学がありまんねん。
オタク心をくすぐる美学。
僕の選曲メインジャンルのPhiladelphia soulも。
様式美が素晴らしいんです。
Searchin’キーワードのこちらも、
足取りやや乱れてますが軽やかに。
ようやく帰路につきましたわ。
疾走は、無理ですわ~。
2016/06/07 (火)
阿川泰子、久しぶりです。ありがとうございました。
あの頃ジャズの好きな友人に連れていかれて、新宿のカーニバルだったかに行って聞いたことがあったのを思い出しました。
エスター・ウィリアムスも良かったです。
や~、
すっかりメッセージ見落としていました。
コメントありがとうございます。
Searchin’ musicの感想もありがとうございます。
Soul,Discoが好みの選曲ですが、店レポと一緒でクラシックスならなんでもいけるほうでして。今後も食レポ&DJお楽しみ下さいませ。