渋谷 うな錢 至福の鰻串たまらん
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「あ~美味いっ。」
「あ~美味いっ。」
しきりと隣のオヤジ。
「うなぎ弁当持ち帰り2つ。
タレたくさん入れといてくれる。」
タレが一番濃厚な肝串集中で、日本酒でやりはるオヤジ。
既に真っ赤いけ。
近眼鏡の奥の目が開いてるのか空いてないんか。
大阪から転勤で気づいた、
関西には鰻串ないんですわ。
と、
「西東どっちだって美味い。
こっちが美味いとか言ってる奴は、あれは、愚の骨頂だな。
そう、愚の骨頂。」
さすが、オヤジさん。
久々に聴くワード。
素晴らしく的確な言葉。
腹割り背割りでも、味変わるわけ無いしね。
関西のまむしも、名古屋のひつまぶしも、温かご飯に埋もれて蒸されるから、結局、蒸し焼き江戸前蒸し焼きと一緒やしね。
愚の骨頂やな。
まったくどーかんです!
「これは家のカミさんにお土産で、明日の夜食うんだよ。
カミさん喜ぶだろな。」
それはそれは、
「ここ何時まで?」
10:00LOですよ。
「なんだ、もう終わりじゃん。
けど、この時間はすいてて良な。
ゆったりできるし。」
そう、オヤジさんそのとおり。
僕は訪店2回目やけど、確かに早い時間は満席でカウンターツメツメで座らんとあかん。
大丈夫。
店は10:30まで開いてますから。
「この弁当はちゃんと串はいってるよね。
大丈夫ぅ?
この弁当は明日食うんだよ。」
わかったって。
知ってます。
そーか、鰻弁当はご飯に蒲焼きと串まで入っとんのか。
なかなかよろしいな。
僕も今度カミさんにお土産しよ。
最近、心斎橋に鰻串屋できたらしい。
が、それまでは関東で当たり前の鰻串は、関西ではありえへん食いもんやった。
1本200~400円で食える鰻なんて、飲み介にはたまらんわ。
焼鳥、焼豚なんかの未成年者でもおいてたりするみたい。
鰻串は部位メニューもよろしい。
鰻の頭を焼いた、
カブト。
これ一番人気。
いつも売り切れ。
ジャリジャリなんやろね。
肝やない肝臓だけのレバ
まったり。
しろばらは、
塩、
ばらは、
タレで、アバラ肉でやらかい。
くしまきは、
鰻の子どもを焼いた柔らかくてジューシーな。
ヒレは、
香ばしい。
くりからは、
ハラミで味付けなし。
ワサビと醤油で食う。
これ最高。
キモは、
肝吸いに入ってる肝をタレで。
な~っ、たまらん。
短尺は、
蒲焼きの串版。
ご飯たべた~い!
んで、
小鉢で鰻肝の佃煮も昇天もの。
「君ぃ、今度またこの時に会おう。
カウンターゆっくりできるし。」
へ?
僕ですか?
オヤジさんわかったよ。
また閉店前にきます。
また、鰻串おしえてや~。
精力絶倫。
マイティマイティ~。
2016/05/28 (土)
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