焼肉みやこ 我が十三式の名店 3
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花園町でスタンドといえば、串カツ。新世界より名店が多い。
が、十三式焼肉や。
鶴見橋商店街を西へ、
路地3つめを北におれてすぐ。
見事なガラスブロックの店構え。
焼肉みやこ。
ご承知かと思いますが、十三式焼肉という言葉は死語となっています。
この言葉を発掘できたのが、このみやこなんですな。
店の外看板と店内には、おそらく70sに新聞に掲載された記事が掲出されています。
タイトルも
「もうもうと煙る オヤッサンたちの晩餐」
よろしいな。
この記事には、なんのてらいもなく十三式焼肉の文字が。
カウンター焼肉を狙って訪問しはじめて1年たつ頃です。
この記事のおかげで、なるほど源流は十三で、そこからスタイルが広がったことが容易に想像できたわけです。
そして、みやこのガスコンロのすばらしさ。
白オレンジのツートーン。
形状も他には類を見ない安定感。
火力も良く赤身対応も充分可能な、超レア器種。
残念ながら、メーカー不明です。
再訪して、他の席に着席し観察が必要ですな。
タレは、薄味醤油系。
これは肉質自信の表れなんです。
単にみずくさい訳ではない。
美味い肉をたくさん食らわすために薄口タレにするのは人気店のなせる業なんですと。
たしかにオヤッサンがご飯でなく飲みながら肉くう場合、タレ濃いとたくさん食べれまへんからね。
そんな胃袋弱い客のためにあるであろうホルモン盛り合わせとビール発注。
すべてのホルモンが新鮮で、丁寧なカット。
3代名らしきお兄さんが2代目らしき大将に文句いわれながら盛り付け、提供されました。
情緒&しがむ美味さ。
コンロ&ガラスブロック。
最高の晩餐が待ってる十三式やね。
2015/08/21 (金)
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