味道園 我が十三式の名店 1
※写真はクリックで拡大可
60年代、ガスコンロの普及とともにスタンド街のひとつのカテゴリーとして京阪神にだけ定着した十三式焼肉。
アメリカ村の焼肉どんどんが新しい扉を開いたことは、大阪ラーメンの章でお伝えしましたが、これだけで終わるにはあまりにも惜しいやんか!
是非、訪ねていただきたい情緒満点のカウンター焼肉無名のクラッシックスを紹介しておきたいですねん。
もちろん、お一人様メインですわ。
最初の一軒は
蒲生四丁目の味道園。
味道園って名前の焼肉屋は山ほどありますな。
だから印象に残りにくい。
けど覚えてちょー。
美味しくて、
安い。
しかも駅からすぐ3分やし。
とにかく落ち着く。
やすらぐレトロ空間。
というか近所のめし屋風。
しかしながら、ホルモン系のレベルとコスパすばらしい。
写真見ただけでうまそうでっしゃろ~。
大将は愛想よく、会話はしつこすぎないベストポジョンをキープしてくれはる。
上赤身は1000円代前半。ホルモン系なら500~700円と下町プライスは当たり前。
小ぶりの陶器平皿に何気に盛られたホルモンは、一言、新鮮!
「今日はハツがええのです。」
ハツは食いなれないでしょうが、ヘルシーが売りのハツは新鮮で臭みなく食感もよい。
コリっ、ツルっ。
テッチャン、赤センとともにホルモンが美味い店ならお勧め部位です。
タレは普通の濃さの醤油系で、やや甘みの一般的スタイルをつらぬく。
コンロはガスにしては弱火の国際什器。
狭い店、ホルモン重視の店が扱う。
安価も魅力で、家用に道具屋筋で買っていただきたい扱いやすさ。
レベルの高い通向けでありながら、
初心者も受け入れ可能なはいりやすさ。ナイスバランスが売りですな。
2品とビールでイナセに店を後にしてみてちょ~っ。
2015/08/21 (金)
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