三軒茶屋 天楽 第2夜 東京の十三式
※写真はクリックで拡大可
残業後、飯なし。
三軒茶屋で途中下車。
スタミナ道場に向かうも定休。
やむなく天楽へ。
珍しい座敷のカウンター焼肉、
国際什器コンロKS-88がカウンターに3台とテーブル2卓の店。
定休なしのだいたい12時まで営業。
駅すぐの三角地帯と呼ばれるスタンド系飲み屋がかたまるエリア。
わくわくエリア。
塩タンとハラミ発注。
どちらも1000円越えは少し高い印象やけど、丁度ええボリュームではあるかな。
再訪で気づいたんですが、ここの肉のカットかわってますな。
削ぎ切りなんですわ。
タンもハラミも。
これがオンリーワン。
なかなかいける。
ママ(といってもかなりのお年ですが)我流でこれにたどり着いた。
削ぎ切りやから食いやすいし、コリコリ部分の食感が増すな。
強めの胡椒も最高。
これも我流とな。
ビールのアテにはええあんばい。
「私は和歌山出身やねん。」
なんとママ関西なんや。
なるほど十三式なわけや。
幡ヶ谷大昌園のマスターも鶴橋とおっしゃってましたしね。
タレも醤油系で甘さ控えめフルーティなよろしいセンスも関西焼肉に通じるがな。
「僕ら姉弟は山形です。」
唯一の来客おとなりはカップルと思てましたが。
山形と言えば~?
なんも思いつかんな~。
山形牛にさくらんぼ。
東京来たんやし新幹線でいかんとね。
僕は大阪。
方言でバレバレですが。
ママはお一人でこの店開店されたそうで、味付け他すべて我流なんだそう。
だから十三式でも座敷なんてバージョンが生まれたのね。
「和歌山は山と海しかないんよ。」
有田ミカンが農家高齢化で厳しい話。
サッポロビールラブな話。
田園都市線の昔話。
ついにママは調理をやめて座敷に着座。
4人でアテなしで酒をかわすことに。
なんと、お年は80歳をこえてらっしゃると。
全然見えん。
70くらいにみえまっせ~。
「昔は苦労ばっかりしてたから、今は一番幸せやねん。」
このせりふが20回ほどリフレーン。
相当お幸せでらっしゃる。
繁盛してんねんな。
ブシュ~。
ビールサーバーのビールがなくなりようやく閉店。
ぎりぎり終電まにあいましたな。
そういやママはどこ住んどんのや。
どなして帰るん?
「今日の3人は絶対わすれへんわ。」
常連のお墨付きいただきましたが、
完全に酔っぱらってはったから、ほんまかどうか再再訪せんと。
あ、ママ商売上手。
2016/01/23 (土)
最近のコメント