三軒茶屋 たんや ディープ蔦屋敷
※写真はクリックで拡大可
ディープ三軒茶屋。
はまりまくって、
朝飲みはしご~ランチ~夜もやって来ました。
三角地帯を中心にうろうろ。
これが、
人を寄せ付けないオーラが凄い店を発見。
というか、
三角地帯で最も印象的な店構えで、
最も入り辛そうな店。
牛舌料理 たんや。
これが昼間のビジュアル。
年期の入った木造で、
傾いてんのか?と見えてしまうクラシカルな一戸建て。
建物をもうもうと繁る蔦が更に怪しげなバリアをかけてるから、
知ってる人しか凸入が困難な状態。
夜はさらに怪しげやな。
看板の明かりも弱めやし。
これって、
キタナシュランの典型的なパターンやんやけど、
いや、
キタナシュランシリーズでも随一のビジュアルやのに、
すぐ前の
ちゃんぽん長崎
が取材受けてるにもかかわらず、
よりディープなこっちが取材スルーなんは、
きっと取材拒否されたと推測できますな。
こうゆう店が目の前にあると、
入らずにはいられへん衝動にかられますねん。
一人やから、
探訪を越えてこれは、
アドベンチャー
くらいの勇気が必要ですが。
Goーっ、
ガラッ、
ん?
暗い。
店の外の看板もたいがい暗いけど、
店内も酔っぱらってたら睡魔が襲うこと間違いなしの闇。
ん?
んで、
古い家屋特有の匂い。
これはいきなり一見を寄せ付けない空気。
が、
先客2人組が一組。
酒盛り真っ盛りのようで、
語りあってはります。
2テーブルに小上がりが怪しげというか、
ましかしてかなり居心地が良さそうな。
メインカウンター真ん中に着座。
この間、
5秒ほど。
やーっ、
まだ古い家特有の匂いが鼻につきますな。
カウンター中に誰もおらんのかと思いきや、
「いらっしゃいませ。
今日はおひとり?
初めていらっしゃいましたぁ?」
マスター登場。
カウンター内も暗そうな。
そう、
三軒茶屋三角地帯を随分とうろつく中、
前通るたびに一番気になったお店がマスターの店ですわ。
とは言えず、
通りすがりて雰囲気良さそうなんではいっちゃいましたと。
なんとなく。
家屋の匂いは慣れてきましたわ。
暗さもちょーどええ感じ。
なんか、
居心地かなりよろし。
店内の静けさも慣れてきたわ。
マスター、
なかなか饒舌でらっしゃる。
「関西ご出身ですよね。
昔も常連でいたんですよ。
大阪の。」
やー、
そーなんや。
さらりと会話流しながら、
付だしサーブ。
「生野出身の学生さんが…
メニューの生野菜のこと生野の野菜ってって、読み間違いで…
生野って大阪ですよね。」
気さくなマスター。
んで、
付だし、
メニューに
※真心込めて準備しましたお通し450円~ご用意しています。
とある。
食ってみる。
マグロ刺身にダシのシュンだ大根とちくわ。
いけまんがな。
美味いっ。
気取ってないけど確かに真心こもってますな。
牛たんニンニク醤油焼き680円、
チャンジャ500円発注。
BGMもかかってたん気ずかんかった。
歌謡曲クラシックスか。
が、
’60~’80まで幅広い選曲。
三橋美智也から、
太田裕美、
高田みずえ、
欧陽菲菲。
マスターこれ有線なん?
「CDです。
大分前にちょっと張り込みましてね。
CDたくさん入ってるんです、
このデッキ。
ランダム選曲で、CDもお客さん持ってきたのを。
何をいれたか、
何が次かかるのか、
私も分からんのです。」
やから、バラバラな選曲なんか。
なんか凄い選曲や。
選曲に着いていける自分もなんなんやろ。
ニンニク醤油焼きサーブ。
ジョゥワ~っ、
スッげ~熱熱の鉄皿で登場。
うんまそ~。
アヂアヂ フッフッーの一口。
ぬぅおおおおおーっ。
ショッぱ美味ま~。
タンはしょっぱいのが美味いとおもてましたが、
かなり醤油からい仕上がりやん。
ビールやなくてご飯やと最高やろな。
これ。
なかなか箸が進みます。
大量ニンニクの風味も嬉わ。
チャンジャは大根に乗ってきおった。
これも相性よろしな。
からいタン食うてたらサッパリしたなったんで、
生ビールと玉ねぎサラダ追加。
癒されます。
「僕、ついに還暦すぎたんです。」
マスター若いわ。
全然還暦にはみえへんで。
僕もすぐ逐いつきまっさ。
店の年期とはややギャップありやね。
この後もなんだかんだ一人の僕に1時間もお相手有難うございました。
からい牛タンに、
楽しい話、
よろしいやん。
レトロ歌謡良かったんで You tubeでほろ酔い聞きまくり。
こんなジャンプナンバーありましたありました。
中古盤さがしてネタにしよ。
あ、
もう一件行きたなってきた。
2016/09/28 (水)
最近のコメント