大阪ラーメン アベノ日本一
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大阪ラーメンのルーツ的存在のひとつが、
あべの日本一。
ややしょっぱいあっさりの豚骨醤油。
中細ストレート麺は柔らか目にゆでられて、
具はたっぷりのロースチャーシューともやし、少しネギ。
注文から出来上がるまでの間にいただくLサイズのゆで玉子はフリー薬味のニラ味噌キムチをつけて。
たまらず2個3個といってしまうぅ。
そう、ジャンクなラーメン屋につきもののニラ辛味噌は、この日本一が元祖。
東京ラーメンにはめったにないこの薬味が、関西に多いのは発祥がアベノやからと理解ですわ。
あべの近鉄横の現在の新宿ごちそうビルあたりで、戦前戦後~大阪花博の前年1989年まで営業していた名物屋台ですな。
屋台営業終了前の10年間は、
三明町近鉄高架下
(現存、ラスト屋台メンバーの男前にいちゃん今も)、
河堀口、
桑津、
奈良平群に店舗営業もしてました。
屋台閉店後に、ミナミ宗右衛門町に店舗進出したけど、屋台味が出せず閉店。(ラスト屋台メンバーの髭の店長 残念!)
屋台故にまず、鉢にカエシ醤油がはいる。
麺ゆで時間待ちに先に茹でていないモヤシとネギを投入。
これが屋台日本一流の美味さと認識。
普通、ゆで野菜は最後にトッピですから。
この間、野菜にカエシ醤油が染み込む染み込む。
ゆで上がり直前にスープ投入。麺もその上から投入。
最後の仕上げは、割りばしを指して、ひっくり返す。
これで、瞬時に茹でられたモヤシが麺の上にきます。
尚且つ、カエシ醤油がしみたモヤシがアクセントに。
店舗調理では、セオリーどおり別茹でモヤシが最後にトッピ。
あたりまえですが、醤油はしみこんでいません。
同じ頃 熱烈なユーザーの一人が、無くなった屋台味を自力で再現して播磨町に出した店が
あべの日本一番。
番の一文字が本家でないことを表現してますが、味はなかなか。
マスターのキャラもいい。
この1年ほどで練習したギターの弾き語りもあったりする。
大阪で現存する唯一の本家、三明町の日本一は昔屋台味から遠くて影がうすい感じ。
今、体感するなら日本一番がお勧めです!
日本一のフォロワーは、大阪南部、東部で屋台に広がっていたものの、店舗は本家支店と同じく今では随分減ってしまった。
平野の味平
浜口東の笑平
瓢箪山のしょうちゃん
くらいかな。
※ニラ辛味噌あったかな?
ラーメン自体は素朴でオーソドックス。個性が弱いが、
ニラ辛味噌は全国に発信できる大阪ラーメンの勲章や!
2015/08/14 (金)
タグ:平野の味平, 浜口東の笑平, 瓢箪山のしょうちゃん
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