葡萄屋 神田友愛
※写真はクリックで拡大可
東京駅のとなり神田はカレーの町です。
石本亭のマスターがいってました。
いまんとこ東京No.1のカレーの店。
No.2も同じ神田のカレーのトリコやし。
カレー聖地の神保町の隣の神田も少し極めたいので、
葡萄屋へ。
昔大阪ミナミのサーファーディスコと同じ名前。
夜はご飯なくパンで居酒屋メニューになるカレーらしい。
望むところや。
3人で満杯の雑居ビル エレベーター5階にあがると、なんとゆったりとした配席の居酒屋だ。
というか、客少なし。
ただしかなりクラッシックがゆえに一見を寄せ付けない空気。
「夜はカレーライスはできないです」知ってるよ。
「パンですよね?」
かなりの違和感。
なんやこのオバハン。
ワシは客やで!
これで了解とビール発注も突き出しのもずくと冷奴はくるものの、いっこうにカレーがでる気配なし。
中央テーブルの年増女子チームもアテなしで飲んでるし。
と、マスター
「今日はナスとキャベツ。いつでも。」となんと、さっきので発注ではなかったのね。
「すぐやって!」
そして配膳のカレーすばらしい。
それからBGMが変わってマスターとママとの会話が進む。
ジャズ&ブルース。
ひとつの灰皿で喫煙、乾杯、おみやげおすそわけ、年増女子チームとの融和。
皆一人客だったのね。
マスターはミュージシャン、アーティスト系で有名らしくおしのび来店多数。
ロン毛たばねて色黒オヤジはかなりあそんでたみたく、会話はラビシャンカールから憂歌団、ヒッチハイクから野外ライヴと桑原系ののりながら、人の話しを聞かないタイブ。
横でママも喫煙、焼酎のみだすし。
最高のカレーを食すためには、この空気に馴染まねばならず、万人向けではないが僕はかなり楽しく、年増女子チームに高級チェリーとマシュマロのおすそわけと退店時に拍手で送り出されて、再訪したらチーム葡萄屋なんでしょうね、僕は。
マスター若い頃の無国籍旅が原点のベジタブルカレー2種は、本当は昼2時間ほどの営業もおぼつかないかないながらご飯と涙したい絶品。
東京の人は人見知りなんやな。
2015/07/08 (水)
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