砂の岬 桜新町 久々、カレーレポ
※写真はクリックで拡大可
おそらく1988年にはじまった四つ橋のラクシュミ。
インド人が調理する本格的なインド料理はレストランとして人気店もあったけど、この店の印象が強くて、なかなかこーゆー店の成り立ちがようわからんかった。
インドで勉強してきはったレストランでなくてインドの家庭料理。
店は掘っ立て小屋みたいで、民俗グッズでちりばめられた。
大阪スパイシーカレーの草分けカシミールのマスターみたく80sでは、変わった人とか変わった店なんて、味より興味やインパクトが先になっとった若い自分がそこにいてましたなぁ。
ただ、ワールドミュージックが浸透したりで海外はアメリカとヨーロッパだけでない流れと、バブルが弾けて質素がキーワードの文化がいろいろでてきたのが90sの流れなんやろ。
で、ラクシュミは昨年スタイルをかえて、も少し本格的なメニューに変わったとか。
価格も高くなったらしい。
美味いもんは美味いんやけどね。
しかも、いけてまへん。
そう、ライスカレーをテーマにバスターしてた僕にとっては違うステージに行きはったんやとおもってました。
で、前置きながくなりましたが、めっきりカレーレポがなくなった僕は、てか、転勤で大阪の熱いカレーマーケットから離れたわけで、これは悲しい出来事です。
が、東京カレーたべ続けてまんねん。
大阪の新店いけないけど、かえって絶対美味い未訪の東京名店いけるのもよかったかと。
で、自宅の隣駅の桜新町に昔のラクシュミみたいな店をみつけてしまいました。
砂の岬。
創業は2010年。
インドで勉強、テイクアウトからはじめて、少しずつ店をつくりながら現在にいたるらしいです。
南インド系のミールスみたいやけど素人でも美味い、けどうるさい人も楽しめる。
店は手作り感があって、狭くて、昔のラクシュミの素人くささが、よい意味で同じように匂う店なんですわ。
米は日本米とバスティマミックスですかね。
サラサラルーでも崩れず、ご飯の食感もある。
よー考えたーる。
具材も身近なものを使ってて馴染む。
人気で待ちがある以外は、とても良い店に思えて。
新ラクシュミに近い1500円コース。
なんか、新ラクシュミに違和感がなくなった瞬間でした。
大阪帰ったら行こ~。
2015/09/21 (月)
タグ:ラクシュミ
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